2021.03.28 19:22 掲載

2024.09.30

スタッフ山本剛のチヌフカセのサシエの使い分け

魚種:チヌ 

今年も阪神間各地でのっこみチヌが好調に釣れています。

そこで今回は私流のチヌフカセのサシエの使い分けをご紹介いたします。

 

私は主に垂水一文字や和田坊といった沖の一文字や

神戸空港や南芦屋浜などで釣りをすることが多いです。

なのでその辺りで有効的な使い分けだと考えてもらえればと思います。

 

まずはフカセチヌのサシエのご紹介。

・生のオキアミ

・無双(イエローのオキアミ)

・ボイルのオキアミ

・エビのむき身

・ねりえ

・コーン

・サナギ

これらが一般的なフカセチヌのサシエです。

 

私が主に使うのはこの5種類です。

・生のオキアミ・無双(イエローのオキアミ)・ボイルのオキアミ・むきみ・コーン

この5種類です。

 

なぜこれだけの種類を持っていくかというと

時期や場所、その日によってチヌが良く釣れるアタリエサが違うからです。

このサシエなら1匹しか釣れなかったがこのサシエに変えたら5匹釣れた、

ということが良くあるので色んな種類のサシエを持っていくようにしています。

 

ここからは詳しい使い分けについて

■生のオキアミ

GクリルのLLを好きで使っています。

一番基本のサシエで必ず持っていきます。

・1投目は必ずこれ。オキアミが取られるか取られないかでその日の釣りを組み立てる

サシエの中で一番チヌが食べやすい

・なのでチヌの食いが渋い時に使うことが多い

・頭を取って頭側から丸く針に付けることで更に食い込みアップ

・エサ取りにはかなり弱い

 

■無双(イエローのオキアミ)

生のオキアミをイエローに色付けしたサシエ。

・オキアミをチヌが好きなイエローにしていることで視覚的にもチヌを誘う。

・生のオキアミと交互に使うことでチヌがスレにくい。

生のオキアミは食ってこないが無双は食ってくる、まさに「無双」状態になることがある。

・エサ取りにはかなり弱い

 

■ボイルのオキアミ

生のオキアミをボイルしたもの

・ボイルしていることで生のオキアミよりもエサ持ちが良く、エサ取りに強い。

・なので生のオキアミ、無双がエサ取りに取られたら使う。

・色が白く、潮が濁っているときも有効

・ヒラヒラと落ちるので誘い後に食ってくることも多い

・遠投しても外れにくく、頭を取って頭から針に付けることで更にエサ持ちアップ

・生のオキアミよりは硬いので少しチヌが食べにくい

・エサ取りには少し強い

 

■エビのむき身

海エビのむき身。アミ漬けむき身はアミ液に漬けて集魚効果アップ。

・ボイルのオキアミと同じような状況で使うことが多い

・粒がオキアミよりも大きく、大きさでアピールする

オキアミよりは食べにくく、コーンよりは食べやすい

・重量があるので仕掛けをストンと落としたいときにも使う。

・遠投しても外れにくい

・エサ取りに強い

・ただカンダイが食ってくることが度々ある

個人的には一番チヌが釣れるサシエだと思います。

 

■コーン

人も食べられるトウモロコシ。

・針には3~4粒を付ける

・どのサシエも残らない時に使う。エサ取りが多いときはこれ。

アタリがあればほぼチヌ確定

・丸く付ければストンと、花びら状に付ければヒラヒラと落ちる

・チヌは食べにくい

・エサ取りにはかなり強い

 

■チヌの食べやすさ

生のオキアミ=イエローのオキアミ>ボイルのオキアミ≧むき身>>コーン

■エサ取りへの強さ

生のオキアミ=イエローのオキアミ<ボイルのオキアミ<むき身<<コーン

 

こういったように各サシエで特性が異なるので

状況によって使い分けが必要です。

 

今回ご紹介したサシエは全て垂水店にございます。

色んなサシエを持って行ってその日のアタリエサを探してくださいね♪

 

 スタッフ 山本剛

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