船から手軽に石鯛狙ってみませんか!?
先日、またまた沼島の石鯛釣りに行ってきました!今季すでに4回目の釣行です(笑)
毎年この時期に釣行していますが、今年は特に良く釣れており、脂の乗りも上々です。
今回も沼島の正漁丸さんにお世話になりました。優しい船長さんでオススメです。
【沼島 正漁丸さんHP】←詳しくはクリック!
午前6時、沼島から昇る朝日を見ながら出船!
水温が低くなると、サンバソウがこの海域に集結します。
石鯛・サンバソウは漁礁に居付いているため、各漁礁を順番に回っていきます。
【本日のタックル】
ロッド:アルファタックル 瀬戸内アコウ205
リール:ダイワ RYOGA BJ PE2号 リーダーフロロ8号
ロッドは7:3調子の鉛負荷50号程度の竿がベスト。船太刀魚テンヤの竿でも代用できます。
仕掛けは自作の胴突き3本針。幹糸8号、枝間50cm、エダス5号30~40cm
エダスは回転ビーズで頻繁に交換できるようにしています。
針はがま磯の10号を使用しています。この針なら石鯛クラスがきても大丈夫です。
市販の仕掛けなら「オーナー 胴突き 船八目」「オーナー ハタ鯛五目」など
伊勢尼系の針でハリス5号~6号くらいを目安に選んでください。
エサは船で支給される活きたウタセエビ。付け方は写真のように針に沿って丸く付けます。
活きたエビなのでチョン掛けしたいところですが、この付け方じゃないと喰わないそうです。
開始早々、サンバソウ(石鯛の幼魚)がHIT!
がま磯の10号がサンバソウのカンヌキを貫通していました。
石鯛はくちばし状に硬い歯が並んでいるため、カンヌキに掛けないとバレてしまいます。
同じようなサイズがバタバタと連発でHIT!
石鯛は潮の動きだしに時合が来ることが多いです。
このサイズでも、さずがは石鯛の子とあって良く引きます。
同サイズの真鯛やカワハギとはヒキの強さが全く違うのですぐわかります。
40センチオーバーの石鯛も来ました!ちょっとだけ縞模様が消えかかっています。
(オスの石鯛は40cm前後に成長すると縞模様が消えてきます)
仕掛けに使用している針【がま磯10号】は石鯛クラスでも伸ばされません。
色んな針を試しましたが、結局この針がベストです。サイズも10号がベスト。
口の周りが黒くなって縞模様も消えかかっています。何度見てもカッコいい魚です。
使用ハリスは【シーガー グランドマックスFX】の5号
このハリスの5号を使っていれば根に持っていかれない限りは大丈夫です。
写真左が私の最終釣果!石鯛~サンバソウ、真鯛、ガシラ、カワハギ、チヌなど!
※この海域はカワハギがかなり多いのでカワハギ専門に狙っても面白いと思います。
釣れた石鯛は帰ってすぐに捌きました!
年によって脂のノリが異なるのですが、今年は最高に脂ノリノリ♪全身大トロ状態♪
この時期の石鯛の食味は最高で、個人的に美味しい魚ベスト5に入ります♪
当日に1匹分お造りにして頂いて、残りは冷蔵庫で熟成!
【お刺身が美味しくなるシート】にくるんで3日間ほど寝かせます♪
すぐに食べるよりは熟成させた方が甘みが増します。是非お試しあれ!
【船イシダイ釣りのポイント】
①漁礁周りを釣るので、丁寧に底取りし如何に根掛かりさせないかが重要。
②石鯛は小さいアタリから根に一気に持っていくので、掛けたらとにかく根から離す。
③カワハギやウマヅラのエサ取りが多いのでエサはこまめにチェックする。
こんなところでしょうか。
仕掛けも簡単で、特に難しい事はないので初心者の方でも十分楽しめます!
沼島の船石鯛釣りは2月いっぱいくらいまでは楽しめます。
芦屋店では船石鯛に使える竿リールや仕掛けも充実しています!是非ご来店ください!
スタッフ 山口