2018.05.11 19:50 掲載
【実釣動画】日本海アコウ(キジハタ)釣り
5/10スタッフ3名で日本海にアコウメインの根魚五目狙いで行ってきました。
4~6月、明石でまだ釣り物が少ない時期に盛期を迎える釣りです。
今回は里波見漁港より出船の一心丸さんにお世話になりました。
【一心丸さんHP】←詳しくはこちらをクリック!
【使用タックル】
ロッド:アルファタックル 海人瀬戸内アコウ
ロッド:アルファタックル 日本海根魚260
リール:シーボーグ200 PE2号 リーダーフロロ8号
頻繁に底を取る釣りですので、ロッドは2m前後の先調子のものが使いやすいです。
シマノ ライトゲームシリーズでしたら7:3の200Hなどがベスト!
仕掛けは自作の胴突き2本針仕掛け。針は丸セイゴ系の16~17号くらいが基本になります。
エサがカタクチイワシの場合はできるだけ細軸の針がオススメです。
今回はひねりなしの【がまかつ プロヒラメ17号】を使ってみました。
幹糸8号で捨て糸に4号30cm。ハリスは5号で50~80cm。枝間100cm。
ハリスは長い方が喰いは良いですが、あまり長くするとアタリがぼけて根に入られることが多くなります。
エサは活きたカタクチイワシ。朝一に定置網で獲れたものです。
弱らないように素早く、下顎から上顎に針を抜きます。
素手で握るとイワシが人間の体温でやけどしてしまいますので水中で素早くつけます。
エサがカタクチイワシの場合は多少早合わせでも針掛かりしますが
エサが小サバや小アジの場合は早合わせするとすっぽ抜けますのでエサによってアワセ方も変わります。
水深は60~70m。当日は2mほどのうねりで本命ポイントには行けず。
オモリが底についたら、すぐに50~1mくらい巻き上げます。
すぐに底を切らないと根掛かりしたり、ガシラが先に食いついてきます。
いかにガシラを避けつつアコウに食わせるかがこの釣りの肝です。
底を切ってゆっくり仕掛けを1mくらい上げてステイ。その後ゆっくり1m降ろしてステイ。
ゴンゴンとアタリがあったら慌てずゆっくりゆっくり仕掛けを上げてやると食い込みます!
大きなアタリがあったらアワセを入れると同時にフルドラグで巻き取り、とにかく底を切ります。
ここで魚に先手を取られると根に入られて終了です。こうなると釣り人の負けです(笑
アコウ釣りの外道はチダイやマトウダイ、青物、ひらめ、珍しいところではヨロイダイなど多種多様です。
しかし、外道のほとんどはウッカリカサゴと呼ばれる日本海のガシラです。
ウッカリカサゴばかり釣れるようだと、棚があってない証拠です。
思い切って1m~2m仕掛けを上げて下さい。アコウなら底から5m上のエサにも平気で飛びついてきます。
釣れたアコウが吐き出したチャリコです。かなり獰猛な魚でカニや小魚など丸呑みにします!
この日釣れたアコウはチャリコの他にネンブツダイやカニを多く吐き出しました。
当日の釣果です!アコウ9匹、他チダイ・ウッカリカサゴなど多数!
難しい釣りではなく基本底が取れれば誰にでも楽しめる釣りです!
アタリはたくさんありますし、釣れる魚は全て美味しい魚だという事も魅力!
釣れたアコウは恒例のアクアパッツァにカルパッチョ!ヤバいです!
煮付けにすると顔の周りの身が最高!コラーゲンたっぷりのプルプルです!
芦屋店では日本海方面の根魚五目仕掛け充実してます!
今回使用したロッドや電動リールも展開中!
【アコウ釣りのポイント】
〇エサのカタクチイワシは弱りやすいので素早くつける。
〇オモリが底に着いたらすぐに50cm~1m底を切る。
〇基本的な誘いは大きくゆっくり上下からのステイ。
〇大きなアタリがあったらあわせた後、素早く巻いてとにかく底を切る。
〇エサが小サバや小アジの場合は早合わせは禁物。
難しい釣りではなく、基本的に底さえ取れれば誰にでも楽しめる釣りです!
簡単な釣りとはいえ、アコウの数釣り勝負となると腕の差が顕著に出ます!
いかにガシラを避けつつアコウだけにエサを食わせるかが面白いところです!
これから梅雨時期に最盛期を迎え日本海が時化だす10月ごろまで楽しめます!
是非一度挑戦してみて下さい!アコウ美味しいですよ!
スタッフ 山口