2017.04.30 0:38 掲載

2024.11.22

乗っ込みチヌを狙って、田辺の磯で紀州釣り修行!

魚種:チヌ マダイ 
GWがスタートしましたね
皆様、釣行の準備は万端でしょうか
4月は、チヌの「のっこみ期」ということで、私はこの1ヶ月
毎週、南紀・田辺の磯紀州釣り修行に行っていました。

田辺湾は、チヌの魚影が濃い海ですので、紀州釣り・フカセ釣り等で
良型を期待できますが、1年の中でもこの4月は、お腹パンパンの
年無しサイズも出るチヌ釣り師にとって最高の時期なんです

私は、黒田渡船さんを利用して、田辺の湾内磯【神楽島】
釣行しました。

まずは、4月3日(月)
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1番船で渡礁。
磯に上がると午前4時50分。
暗いうちから、電気ウキでダンゴ投入開始
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ダンゴは、高集魚・高比重に仕上げました。
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サナギアミエビをたっぷり効かせた、集魚効果のあるダンゴです。

付けエサは、オキアミ小ボケを使用しました。
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ボケは、のっこみ期に頼れるエサです。

この日は4投目から40cm級の【チヌ】が釣れ、正午ごろにも1匹追加。
午後3時から連チャンもあり、ラスト1投は年無しでした。
42~50cmまでを6枚でした。
(画像では5枚ですが、この撮影をした直後にもう1匹追加しています。)
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25~30cmまでのチャリコも数釣れました。(リリースしました。)
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お腹もパンパンで、パワフルな引きで楽しめました。


続いて、翌週の4月13日(木)
この日も神楽島へ渡礁。

前々日まで、まとまった雨が降り、「水潮」気味でしたが、暗いうちからウキに反応がありました。
ですが、オキアミ・ボケが丸残りで返ってくる事も多く、午前中に1匹釣れただけで、
午後2時からポツポツと拾えた感じの釣りでした。
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今年の冬に放流したチャリコが数釣れてくれましたが、本命のチヌは、
41~48cmまでを3匹でした。
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魚体はブリブリの乗っ込みチヌでめっちゃ引きました


最後は、4月20日(木)
風向きを見て、沖磯の塔島へ渡れる天気でしたが、友人が来ていまして、
4人とも紀州釣りとの事で譲ることにしました
私はまたまた神楽島へ

この日も水潮で、暗い時間帯からエサが丸残って来ます・・・
午前中は、チャリコとサンノジに遊ばれただけで、チヌの反応はありません、、
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ヤバイなぁ~と焦りながらもダンゴを打ち返します
粘ってやっと本命が来たのは、午後12時半。
午前5時からやっていましたので、長く感じました

雨の影響で浮遊物が多く、水潮が底へ回ったのか、水温も下がり付けエサも終始冷たくなって
返って来ます。しかも潮が手前へついて来て、やりにくい状況・・・

単発でしかチヌはヒットせず、ゴールデンタイムの午後2~3時台にようやくダンゴの割れが
早くなって来てイイ雰囲気でしたが、チヌは数釣れず、38cmの【へダイ】がヒット
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結果は、41~50cmまでのチヌを3匹。
25~38cmまでヘダイを2匹+チャリコ君でした。。
チヌは、1匹だけ産卵明けと思われる痩せ型がありましたが、
残りの2匹はお腹パンパンで、お尻が赤かったです

そろそろ田辺湾は、のっこみ終盤ですが、まだまだGW中は楽しめると思います。
磯チヌの引きは強烈です
波止よりも、磯からの紀州釣り「何が掛かるか分からない」スリルがあり、
たまにモンスターもヒットして、竿がのされることもあるので、止められませんね~

私がいつもお世話になっています、黒田渡船さんの最終迎えは午後4時です。
たっぷりあったダンゴ材も、バッカンが空になるまで遊べました
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紀州釣りは長丁場の釣りですが、1日を通して釣っていると、その日の状況が、
刻一刻と変化しますので、それに合していくのが、この釣りの難しさでもあり、
面白さでもあります。

のんびりと楽しめる、田辺の磯からの紀州釣り
是非皆さまもチャレンジされてみてはいかがでしょうか

波止とはまた違った魅力がそこにはありますよ~

「参考タックル」
・インターライン磯竿1.5号5m前後
・スピニングリール2500
・道糸フロートタイプ2.5~3号
・高浮力の玉ウキ
・ハリスフロロ1.2~1.7号
・グレバリ8~9号
※ガン玉は基本的に無し。

(お世話になった渡船)
田辺市磯間港より出船
【黒田渡船】TEL:0739-25-1303

スタッフ 寺村
お問い合わせ・和歌山インター店:073-473-5858
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