2024.06.05 22:13 掲載

2024.06.04

久しぶりにプレッシャーの掛かる釣りをしました!+今後の予定【和歌山県南部堺漁港・純栄丸】

魚種:マダイ 

今回はミッションのある釣りでした。

釣友から、お孫さんの『お食い初め』用のマダイを釣ってきて欲しいと頼まれ…

釣友はマダイ釣りをしないからなのですが、アユの友釣りでは私の弟子で、アオリイカのヤエン釣りでは私の師匠なので…

で、数あるマダイ釣りの中から選んだのが『かかり釣りでの天秤ズボ』。私が好きな船釣り五指の中から選ぶことで、少しでもプレッシャーの軽減を図り…

⬆️写真の通り、何とかミッションをクリアできました。

ただマダイを釣ればいいだけでなく、自宅で焼けるサイズ指定もあったので、小さい方のマダイが必要だったのです。

なお、タイ・アジ・サバの3種に見えるかもしれませんが、正しくはマダイ・チダイ・マアジ・マサバ・ゴマサバの五目釣りとなっています!

ちなみに私はマサバとゴマサバを1匹ずつ持ち帰って食べましたが、脂が乗っていたのは断然マサバの方。でもゴマサバは白子がたっぷり入っており、どちらも良いおかずとなりました。

 

◎釣況&実釣でのヒント

①朝イチはやはりチャンス大。大きい方のマダイは3投目の釣果でした。

②同じ天秤ズボのマダイ釣りでも、流し釣りの場合は船長の指示ダナを厳守するのが一般的。一方、かかり釣りの場合は目安のタナが伝えられるだけで、釣り人が探し出す形になります。今回、船長から伝えられたのは『底から5~12㍍ぐらい』だったので、私は『底から8㍍』でスタート。1、2投目ともエサ取りにやられていたので、2㍍上げて『底から10㍍』に変更した途端のヒットでした。エサ取りの様子を伺いながら1~2㍍の幅で上げ下げし、本命のタナを探し出すのがこの釣りの面白さ。朝イチは私、中盤は同船者の方、終盤は再び私という感じでアタリが偏ったのは『あるある』です。

③『天秤ズボ』用のカゴはいろいろですが、かかり釣りでは一般的ではないものの、私は⬆️写真・左のサニーカゴ(FLまたはLサイズ)が “出” をコントロールできるので好みです。ただし、潮が速い時(抵抗を軽減できる)と、マキエを振り出す行為が不向きな際は右のステンカゴ(種類はいろいろ)に変更しています。

④今回は北風がやや強めで、不規則な船の揺れが大きめでした。私は誘い幅を大きく取りたいため、腰が強めの長竿を好んで使っているので、仕掛けが落ち着いていない感じを受けました。そこで終盤は、100号オモリで大変でしたが、ずっと手持ちで揺れを吸収する作戦を実行。すると早々に結果が出て、マダイ(釣りたかったサイズ)とチダイ(同級)を追釣することができました。こんな経験をすると、手元から柔らかく曲がり込む “極軟” の竿が欲しくなるんですよねぇ…

 

◎今後の予定

①アカイカ(イカメタル)がスタート

純栄丸は8日(土)からとなっていますが、既に出船している僚船の情報では今のところスルメイカが多いものの、昨年並みを期待したいところ。

②午前便は落とし込みでの出船も可能

各ポイントでベイトの反応が十分にあるので、今のところはメジロ~ブリをメインに…。盛夏以降は、昨年のような良型カンパチに期待!

③天秤ズボのカツオは残念ながら…

昨年の今頃、周辺の各船がカツオ狙いで出船していました。ですが残念ながら、白浜沖の波浪ブイが今年初めに撤去されてしまったためにポイント消滅。人気の釣りモノだったのに…

 

以上、いつもとは違う形での釣果情報でした!

南津守店スタッフ・西籔(にしやぶ)

Copyright © 2019 Fishing Max, INC. All rights reserved.