2023.05.29 7:17 掲載

2024.11.24

【博多郷土料理】”あぶってかも”ってご存じ?

”あぶってかも”ってご存じでしょうか?

あまり聞きなれない名前ですが、九州ではそう呼ばれているみたいです。

皆様ご存じのこの子。

スズメダイです。

関西ではオセンって呼ぶことも多いですね。

釣りしてると足元が真っ黒になるほどいてるあいつです。

一般的には所謂”外道”と言われて嫌われがちですが、地域によっては珍重されてるそうな。

なぜ”あぶってかも”って言われるというのかと調べると、{炙って食べたら鴨の味がするから}

という説と{炙って嚙もう}が転じて”あぶってかも”になったとのこと。

とりわけ九州は博多では郷土料理として食べられており、お酒のアテとして親しまれているみたいです。

というわけで食べてみました!

あぶってかも!

https://fishingmax.co.jp/fishingpost/1161236 👈あぶってかもを釣りに行った時の記事

まずは釣りに行き、食材の仕入れ。

小さいですが簡単に仕入れ完了。

ちなみにキュウセンベラも広島では”ギザミ”と呼ばれて珍重されてます。

今回は一緒に食べてみることに。

調理は以下の手順↓

1,まずは水洗いをして、よく洗う。

2,軽く塩をまぶしてヌメリ取り。ヒレが鋭い所があるので注意してください。

3,ウロコ・内臓は取らずにそのまま塩をまぶします。

4,バットに並べてこの状態で3~10時間置きます。(私はたぶん塩振りすぎ…しかも丸一日置きました…)

5,軽くお酒で洗って、塩を落とします。

6,グリルに並べてこんがりと焼いていきます。焦げるくらいに焼くのがポイント!

7,こんがり焼けたら、お皿に並べて完成です。

いざ実食。

こんがりと焦げるまで焼いた割には、身は真っ白でしっとり。

ウロコはパリパリでクリスピーな感じです。

感想としては旨いです。

塩漬けの工程で時間を置き過ぎたので、塩辛かったですが味は旨い!

鴨の味かと言われるとちょっと分からないですが、脂の乗る時期だとまた違うのかも…

お酒のアテとして、晩御飯の一品としても優秀な食材なのではと思います。

今まで外道として釣れてもリリースしていましたが、これは食べる価値ありです!

調理がウロコも内臓も取らないのでめちゃ簡単なのもいいですね♪

ベラも淡白な白身で味があり旨いです。

垂水周辺で釣りをしていたら1日に一回は見る定番ゲストですが、専門に狙ってみるのもアリかも…

外道と侮るなかれ、”あぶってかも”と”ギザミ”皆様もお試しください!

 

スタッフ田中

  ※※※  これからも大切な釣り場を守るために、皆様のご協力をお願いいたします ※※※

○ 【ルアー・仕掛け】をキャストする場合は、後方・周囲の安全確認をしましょう!

小さい魚は、リリースをお願いします!

○釣り糸や、ルアーのパッケージなど、ゴミは各自で持ち帰りましょう。

●大切な命を守るために、必ずライフジャケットの着用をお願いいたします。

○近隣の方とトラブルのないよう、車は指定されたスペース、または、有料駐車場をご利用ください。

●係留ロープにルアーをひっかけないで下さい。係留してある船には絶対に乗り込まないで下さい。

○立ち入り禁止場所には、絶対に入らないようにお願いいたします。

 火気厳禁の釣り場では、バーベキューや花火は、禁止です。

 又、カセットコンロ・ガソリンを使用した火器等、絶対に使用をしないで下さい。

〇釣場でのマナーを守り、楽しいフィッシングライフを!

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